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小規模事業者持続化補助金〈創業型〉第4回(2026年12月15日締切)の条件・上限・一般型との違い

更新日 2026年11月5日・公式の公募要領などで確認した日 2026-11-03・運営 株式会社カメレオンパートナーズ(非公式)

この補助金のいま(2026年11月3日に確認)

いまの回
創業型の第4回。
申請受付は 2026年11月5日(木)から 12月15日(火)17:00 まで
本当の期限
商工会・商工会議所に出してもらう事業支援計画書(様式4)の発行受付は 12月4日(金)まで
使える人
市区町村の「特定創業支援等事業」の支援を受けた日と開業日が、どちらも 2025年12月15日〜2026年12月15日に入っている小規模事業者
もらえる額
上限 200万円(インボイス特例で 250万円)。
補助率 3分の2・後払い
一般型との違い
一般型の上限は 50万円から(特例で最大 250万円)。
創業型には賃金引上げ特例がない。
同じ回に両方は出せない
採択率
第1回 37.9%・第2回 38.0%・第3回 41.2%(当サイトの計算)
採択の発表
2027年3月頃の予定

小規模事業者持続化補助金〈創業型〉は、開業してまもない小規模事業者が販路を広げる取り組みにかかった費用の一部を、国が後から補助する制度です。一般型(通常枠)と同じ補助金の中の別の型で、市区町村の創業支援を受けていることが条件になり、そのかわり最初から上限が 200万円です。

このページでは、第4回の公募要領・事務局のよくある質問・参考資料(2026年10月公開)をもとに、使えるか・いくらか・いつまでに何をするかと、一般型とどちらで出すかの決め方をまとめました。補助の対象になる経費や採択後の手続きは一般型とほぼ同じなので、「小規模事業者持続化補助金」もあわせて見てください。

自分は使えるか

創業型に申請できるかの振り分け(第4回)
確かめること こうなら 決まること
特定創業支援等事業 市区町村の創業塾・創業セミナーなど「特定創業支援等事業」の支援を受け、最後に受講した日が 2025年12月15日〜2026年12月15日 条件を満たす。
法人は代表者本人、個人事業主は本人が受けている必要があり、家族や従業員が受けた支援では出せない
開業日 法人は登記簿の「会社成立の年月日」、個人は開業届の「開業・廃業等日」が 2025年12月15日〜2026年12月15日 条件を満たす。
書類の発行日や提出日ではない
もう開業しているか 申請日より前に開業している 出せる。
店の準備中など、まだ売り始めていなくても出せるが、補助事業の終わりまでに商品・サービスの提供を始めないと補助金は出ない。
申請日の時点で開業していない人は対象外
個人から法人にした 個人事業の開業日から1年を過ぎている 出せない
従業員の数 常時使用する従業員が、商業・サービス業 5人以下、宿泊業・娯楽業と製造業その他 20人以下 小規模事業者に当たる(一般型と同じ基準)
前に使ったことがあるか 創業型で申請中・採択中・採択されて事業をした、または一般型通常枠で申請中・採択中・実施済み 創業型には出せない(代表者を替えても不可)

特定創業支援等事業は、産業競争力強化法で国の認定を受けた市区町村が行う創業支援のうち、経営・財務・人材育成・販路開拓の知識をすべて身につけられる継続的な支援です。申請には、その市区町村が出す証明書の写しが要ります。証明書は創業塾の主催者や国ではなく、認定を受けた市区町村が出した物に限られます。有効期限が切れていても使え、支援を受けた地域は問いません。

この「過去1年」の条件は第3回からです。第1回・第2回は「過去3年」でした。

いくらもらえるか

区分 補助上限 補助率
創業型 200万円 3分の2
+インボイス特例 250万円 3分の2

上限いっぱいをもらうのに要る経費と自己負担は次のとおりです(当サイトの計算。経費はすべて補助の対象になるものとして)。

上限 要る経費 うち自己負担
200万円 300万円 100万円
250万円 375万円 125万円
計算で見落としやすい点
  • ホームページと広告は 30万円まで。
    ウェブサイト関連費と広報費は、それぞれ補助金の申請額で 30万円(税込)が上限です。
    どちらも単独では申請できず、2つを組み合わせるのは可です。
    インボイス特例でもこの上限は上がりません。
  • インボイス特例は全部か無しか。
    2023年10月1日以降に創業した事業者は、補助事業が終わる時に適格請求書発行事業者の登録を受けていることが条件です。
    条件を1つでも満たせないと、上乗せ分だけでなく補助金の全部が出ません。
  • 消費税は原則として補助の外。
    消費税を含めて申請できるのは免税事業者・簡易課税事業者などだけです。
  • 後払い。
    経費はいったん全額を自分で払い、事業が終わって報告と検査を受けた後に補助金が入ります。

第4回で変わった所

第3回から第4回で変わった所

第3回(公募要領 第7版)と第4回(第8版)を比べると、主に次の点が変わりました。

項目 第3回 第4回
ウェブサイト関連費の上限 補助金の申請額の 4分の1(最大 50万円) 30万円
広報費の上限 — 30万円(インターネット広告・SNS 広告は広報費の例に)
2者以上の見積もりが要る発注 税込 100万円超 税込 50万円超
売上の見込み — 事業効果等状況報告の時の売上高・売上総利益が、補助事業の終了時より増える見込みの事業であること(計画に定量的な成果を書く)
加点 — 健康経営優良法人加点ができた

一般型とどちらで出すか

創業型と一般型 通常枠の補助上限(第4回・第20回)

第4回の創業型と一般型の第20回は、受付の日程が同じで、同じ回に両方は出せません。申請した後に型を変えることもできません。

比べる所 創業型(第4回) 一般型 通常枠(第20回)
条件 特定創業支援等事業の支援と開業が、どちらも過去1年 開業日の制限なし(事業を始めていて、業種・従業員の数などの条件を満たす)
上限 200万円(インボイス特例で 250万円) 50万円(インボイス特例で 100万円、賃金引上げ特例で 200万円、両方で 250万円)
補助率 3分の2 3分の2(賃金引上げ特例を使う赤字の事業者は 4分の3)
賃金引上げ特例 ない ある(従業員1人あたりの給与支給総額を、事業の期限までの12か月で前の年の同じ月より 3.0% 以上増やす など)
計画の長さ 最大 8,000字(Word 8枚ほど) 各項目 最大 4,000字
審査の観点 一般型の4点に加えて、特定創業支援等事業で作った創業計画書などを踏まえた計画か(創業計画書が無いだけで不採択や減点にはならない) 4点
加点 重点政策加点5種・政策加点7種から1つずつ(賃上げの加点はない) 賃上げなどの加点を含む
事務局 創業型の事務局(03-6739-3890) 商工会地区・商工会議所地区で別々
日程 11月5日〜12月15日 17:00・様式4 は 12月4日まで・採択発表 2027年3月頃 同じ
メモ

決め方の目安

開業から1年以内で特定創業支援等事業の証明書があり、賃上げの予定がないなら、上限 200万円の創業型が有利です。

一般型で 200万円以上にするには、従業員1人あたりの給与支給総額を 3.0% 以上上げる賃金引上げ特例が要り、従業員がいないと使えません。

証明書がない、または開業日か支援を受けた日が過去1年の外なら、一般型です。

いつまでに何をするか

申請から事業の終わりまでの順番
いつまでに すること 公式に書いてある日数・注意
できるだけ早く GビズIDプライム(またはメンバー)のアカウントを取る 公募要領は「数週間程度」。
暫定のアカウントでは申請できない
早めに 市区町村から特定創業支援等事業の証明書をもらう 証明書が出るまでの日数は公表されていません。
支援を受けた市区町村の創業支援の窓口にお問い合わせください
今から 経営計画と補助事業計画の下書きを書き、見積りを集める 計画は最大 8,000字が目安
12月4日(金)まで 地域の商工会か商工会議所に、事業支援計画書(様式4)の発行を頼む 会員でなくても頼める。
社外の代理人だけでは相談・依頼できない。
発行にかかる日数は公表されていません。
早めに地域の商工会・商工会議所にお問い合わせください
11月5日(木)〜 12月15日(火)17:00 電子申請で出す GビズIDプライムかメンバーが要る
2027年3月頃 採択の発表 予定
採択の後 見積書などを出し、交付決定を待つ 見積書をすぐ出しても、採択発表からおおむね 1〜2か月かかることがある(目安)。
見積書の期限は 2028年2月29日(過ぎると採択取消し)
交付決定の日から 2028年3月31日まで 発注・支払いをして補助事業を終える 交付決定の前の発注・契約・支払いは対象外
事業終了から30日後か 2028年4月10日の早い方まで 実績報告を出す 入金までの日数は公表されていません。
詳しくは創業型の事務局(03-6739-3890)にお問い合わせください
事業が終わって1年後 事業効果等状況報告を出す 必ず出す

申請の書類は、法人・個人とも一覧で10点です(申請システムに直接入力する様式を含む)。そのうち創業型だけの物は、「特定創業支援等事業の支援を受けた証明書(市区町村が発行)の写し」と「創業計画書などの写し(作っていなければ不要)」です。

何に使えるか

対象になる経費は一般型と同じ8区分です(機械装置等費・広報費・ウェブサイト関連費・展示会等出展費・旅費・新商品開発費・借料・委託・外注費)。

対象にならない主な物
  • パソコン・タブレット・事務用プリンター・自動車・キッチンカー
  • 今の事務所の家賃(新しい販路を広げるために新しく借りる事務所は対象になる場合がある)
  • 人件費、コンサルティングの費用(インボイス対応の相談を除く)
  • 申請書類を作るための費用
  • 交付決定の前に発注・契約・支払いをした物
  • 個人やオークションから買った中古品(中古品は税抜50万円未満で、2者以上の中古品販売事業者から見積もりを取った物だけ)

支払いは銀行振込が原則で、旅費や現金でしか払えない取引を除き、1回の取引が税抜10万円を超えると現金では払えません。税込50万円を超える発注は、2者以上から見積もりを取ります。

採択率と採択された事業

創業型の採択率(当サイトの計算)
回 申請の締切 採択の発表 申請件数 採択件数 採択率
第4回 2026年12月15日 2027年3月頃(予定) — — —
第3回 2026年4月30日 2026年7月29日 1,919 791 41.2%
第2回 2025年11月28日 2026年3月17日 3,220 1,225(発表時は 1,226) 38.0%
第1回 2025年6月16日(Jグランツの障害で6月13日から延長) 2025年9月26日 3,883 1,473 37.9%

採択率は採択件数を申請件数で割った当サイトの計算です。第2回は、発表の後に要件を満たさない1件を除いて 1,225件に直されています。申請件数は第3回で第1回の約半分に減りました。第3回から条件が「過去3年」から「過去1年」に狭まった回ですが、減った理由を公式は説明していません。

第3回の採択者一覧(791件)を当サイトで数えると、次のとおりでした。

数えた物 結果
法人と個人 法人番号のある行 273件、それ以外(個人事業主の目安。1行は列がずれて屋号から個人と判断) 518件
都道府県 東京都 98件・愛知県 56件・神奈川県 48件・大阪府 44件・石川県と兵庫県 各32件が多く、青森県は 0件
補助事業名の言葉 「販路」を含む 306件(38.7%)、「地域」102件、「導入」90件、「整備」78件。
飲食(カフェ・パン・菓子・コーヒーなど)76件、サロン・美容 57件、「体験」47件

〈創業型〉として公開された公式の事例は、今回の調べでは見つかりませんでした。前身の一般型〈創業枠〉(2023年度)の事例として、神奈川県三浦市の自家焙煎コーヒーのカフェが、市の創業セミナーを受けて採択され、エスプレッソマシンとグラインダーを入れた例が中小機構から公開されています(補助額は書かれていません)。

一般型を含む採択率の推移は「持続化補助金の採択率の推移」にまとめています。

つまずきやすい所

注意

証明書を出せる市区町村か確かめていない

証明書は、特定創業支援等事業の認定を受けた市区町村が出した物に限られます。

民間の創業塾や国の講座の修了証では申請できません。

注意

開業日か受講日が1年の外

第4回は、最後に受講した日と開業日の両方が 2025年12月15日〜2026年12月15日に入っている必要があります。

第1・2回の「3年」の記事が残っているので注意してください。

注意

様式4 の締切を申請の締切と取り違える

第4回の様式4 の発行受付は 12月4日(金)までです。

注意

インボイス特例を見込みで選ぶ

条件を1つでも満たせないと、補助金の全部が出ません。

注意

補助金にも税金がかかる

補助金は、額の確定を受けた事業年度の収益として、法人税・所得税の対象になります。

注意

事務局を名乗る勧誘

創業型の事務局は、事務局を名乗って補助金を紹介する事案に注意を出し、個人に個別に補助金を紹介・あっせんすることは一切ないとしています。

相談は、地域の商工会・商工会議所のほか、国が全国に置いている無料の経営相談所「よろず支援拠点」で受けられます。

問い合わせ先

問い合わせ 番号 受付
創業型の事務局 03-6739-3890 9:00〜12:00・13:00〜17:00(土日祝・年末年始を除く)
特定創業支援等事業の証明書 支援を受けた市区町村の創業支援の窓口 市区町村による
様式4 事業を営む地域の商工会・商工会議所 各所による

よくある質問

Qまだ開業していなくても申請できますか?
A
申請日の時点で開業していない人は対象外です。
開業はしていて、店の準備中などまだ売り始めていない人は出せますが、補助事業の終わりまでに提供を始める必要があります。
Q一般型と創業型の両方に出せますか?
A
同じ回に両方は出せません。
申請した後に型を変えることもできません。
Q「創業枠」と「創業型」は同じですか?
A
創業枠は以前の一般型の中の枠で、創業型は2025年から始まった別の型です。
第4回の条件(過去1年・上限200万円)は創業型の物です。
Q特定創業支援等事業はどこで受けられますか?
A
産業競争力強化法の認定を受けた市区町村が、創業塾・創業セミナーなどとして行っています。
お住まいか開業する地域の市区町村の創業支援の窓口でお確かめください。
Q家族が創業セミナーを受けました。使えますか?
A
使えません。
法人は代表者本人、個人事業主は本人が支援を受けている必要があります。
Qホームページだけに使えますか?
A
使えません。
ウェブサイト関連費は単独では申請できず、補助の申請額も 30万円までです。
Q創業型の採択率はどれくらいですか?
A
第1回 37.9%、第2回 38.0%、第3回 41.2% でした(当サイトの計算)。
Q個人事業主から法人にしました。出せますか?
A
個人事業の開業日から1年を過ぎていると出せません。
出典(2026年11月3日に確認)
  • 小規模事業者持続化補助金<創業型>第4回公募 公募要領、同 よくある質問、参考資料(2026年10月)、事務局のサイト(お知らせ・問い合わせ先)
  • 同 第1回・第3回の公募要領(「過去3か年」「過去1か年」の比較)
  • 中小企業庁「小規模事業者持続化補助金(創業型)について」、創業型 第2回の採択結果(2026年3月17日・3月26日の修正)、ミラサポplus(第1・3回の採択結果)
  • 創業型 第3回の採択者一覧(9地域の PDF。法人・個人・都道府県・補助事業名の言葉は当サイトの集計)
  • 小規模事業者持続化補助金<一般型 通常枠>第20回公募 公募要領(比べる表)
  • 中小機構の事例(一般型〈創業枠〉2023年度)

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